就活の履歴書や面接では、趣味を問われることがあります。履歴書や面接では、本当に趣味としていることを答えることが大切なのですが、悩まれる場合は「ゴルフ」と答えるべきです。
しかし、「なぜ、ゴルフと答えるべきなの?」「履歴書にそのまま使える例文を知りたい」と悩まれることがあるのではないでしょうか。
この記事では、就活で趣味をゴルフと答えることについて詳しく解説します。
履歴書にそのまま使える例文と面接での回答例もご紹介しているので、ゴルフを趣味としている就活生はぜひ最後までご覧ください!
就活では趣味を「ゴルフ」と答えるべき
履歴書や面接で趣味を問われたときには、「ゴルフ」と答えることをおすすめします。「ゴルフ?」と思われたかもしれませんが、趣味をゴルフと答えるだけで内定率が高くなります。
ただし、ウソをつくことはおすすめしません。就活で趣味が問われる理由としては就活生の人柄を探る目的があるので、深掘りされる可能性が高く、ウソはバレやすいです。
本当にゴルフを趣味としている方のみ、履歴書や面接で答えるようにしてください。
趣味は「アイスブレイク」として使われることも多いので、本当に趣味としていることを答えるようにすべきです!
趣味を「ゴルフ」と答えるべき3つの理由
就活では趣味をゴルフと答えるべきなのですが、「なんで?」と疑問に感じている方が多いと思います。就活で趣味をゴルフと答えるべき理由は大きく3つあります。
趣味をゴルフとしている方は、下記の理由を参考にしてみてください。
人事と共通の話題を提供できる
企業によって異なりますが、人事は40歳以上の方が担当しているケースが多く、ゴルフを趣味としている可能性がとても高いです。
ビジネスシーンでは接待でゴルフをおこなうことがあるので、人事がゴルフを趣味としている可能性は高くなっています。そのため趣味をゴルフと答えることで、人事と共通の話題を提供できます。
共通の話題ができることは、距離を縮めるうえ大切なことです。
人事と共通の話題を提供することができれば、「ゴルフはいつからやっているの?」「スコアはどれぐらい?」とゴルフにまつわるコミュニケーションを取れます。
もし、就活で「趣味はゲーム」と答えると、人事が共感することができずに、「そうですか」で終わってしまいます。
趣味に関する話題は、人事とコミュニケーションを取る絶好の機会です!
社会人になってからでも通用する
上記でお伝えした通り、ビジネスシーンでは接待でゴルフをします。ゴルフを趣味としている社会人もかなり多いため、ゴルフが「社会人になってからでも通用する趣味」です。
就活では、将来的に活躍する人材を探しているため、社会人になってからでも通用する趣味を学生時代からしていることは、プラスの評価につながります。
社会人で通用しない趣味を答えてしまうと、マイナス評価にはならないかもしれませんが、プラス評価につながることはないです。
社会人で良好な人間関係を築くために、今からゴルフを始めても遅くありません!
強い印象を残すことができる
ゴルフを趣味としている大学生は少ないです。そのため趣味をゴルフと答えることで、人事の印象に残ることができます。人事がゴルフを趣味としていた場合には、より強い印象を残すことが可能です。
人事の印象に残ることは、内定率が高くなることです。
また、人事の印象に残るようなエピソードを意識することも大切です。例えば、「松山英樹に教えてもらったことがある」というエピソードがあれば、間違いなく人事の印象に残ることができます。
「人事の印象に残る」ということは、趣味以外の質問でも意識すべきことです!
趣味をゴルフと答えるときに抑えておきたいポイント
就活で趣味をゴルフと答えるときには、いくつか抑えておきたいポイントがあります。答え方によってはマイナス評価につながる可能性があるので、下記のポイントを抑えるようにしてください。
ゴルフに関する知識を身に付けておく
ゴルフは人事と共通の話題になる可能性が高いため、話が広がりやすいです。例えば、「どこのクラブを使っているの?」「最近回ったコースは?」などの質問で話が広がります。
そのためゴルフに関する知識を身につけておくことが大切です。
もし、「どこのクラブを使っているの?」という質問に対して、「貰ったものなので、あまりわかりません」と答えると、距離を縮めるチャンスを逃してしまいます。
せっかくのチャンスを逃さないためにも、ある程度の知識を備えておくようにしてください。
ある程度の知識があれば、チャンスを逃すことにはなりません!
人事よりも優位な立場を取らない
就活の面接では、人事に良い印象を与えることが大切になるので、人事よりも有意な立場を取らないようにしてください。
例えば、人事がゴルファーに関する情報を間違っていたとします。そのときに間違っている情報を指摘したい気持ちはわかりますが、指摘をしてしまうと人事に恥をかかせることになります。
恥をかかされた人事は就活生に対して良い印象を抱くことはありません。他にも、高級なクラブを自慢したりすることは人事よりも優位な立場を取ってしまうかもしれないので、注意してください。
就活の面接では、あくまで人事を立たせるように意識してください!
人事に質問を投げかける
就活で趣味を質問されたときは、一気に人事との距離を縮める絶好の機会になるので、質問を投げかけることを意識してみてください。
例えば、「どこのクラブを使っているの?」と質問をされると、「ミズノのクラブを使っています。〇〇さん(人事)はどこのクラブを使っていますか?」と質問を投げかけることで、人事との距離を縮められます。
人事に関わらず、人間は自分の話をすることを好みます。
しかし、人事は友達ではありません。面接の雰囲気や人事の顔色を伺いながら、質問を投げかけるタイミングを図るようにしてください。
人事がゴルフに関する話を広げれば広げるほど、「質問を投げかけてOK」というサインです!
スコアは気にしなくて良い
ゴルフはスコアを競うスポーツなので、「スコア=ゴルフの上手さ」と考えることができます。
趣味をゴルフと答えるときは「スコアを意識すべきかな?」と悩まれるかもしれませんが、就活ではスコアをあまり意識しなくて良いです。
趣味を問われているので、スコアが悪くてもゴルフを趣味と答えて問題ありません。また、スコアは自分から伝えなくても良いです。
上記でお伝えした通り、人事より有意な立場を取らないことが大切なので、ベストスコアが80以下の方は伝えないことをおすすめします。
履歴書に「ゴルフ」と書くときの例文
履歴書にそのまま使える例文をいくつかご紹介します。
私の趣味はゴルフです。 兄の勧めで2年前から始め、2カ月前にスコア100を切ることができました。
私の趣味はゴルフです。 進歩が数字で見えることに魅力を感じ、今では1カ月に2回~3回ラウンドを回っています。
私の趣味はゴルフです。 自然の中で楽しみるスポーツという点に惹かれ、よく家族で回っています。
私の趣味はゴルフです。 父親の勧めでゴルフを始め、いつか父親にスコアで勝ちたいを思っています。
私の趣味はゴルフです。 大学1年生の頃からゴルフが趣味になり、ベストスコアは95です。
これらの例文に自分なりのオリジナル要素を加えると、最適な趣味欄を作り出せます。
面接で趣味を答えるときの回答例
上記でお伝えした通り、就活の面接では趣味について聞かれることが多いです。履歴書のように「趣味+一言」では不十分なので、事前に話す内容を準備しておく必要があります。
面接で「趣味=ゴルフ」と答えるときの回答例をいくつかご紹介します。
ゴルフの回答例①
私の趣味はゴルフです。 ゴルフを始めたきっかけは兄の影響です。 兄はBtoBの営業をしているのですが「ゴルフから取引につながった」という話を聞き、社会人に向けてゴルフを始めました。 初めは「社会人になってから何かにつながれば良い」と思っていたのですが、今ではどっぷりハマっています。 1カ月に2回~3回はラウンドを回っています。ベストスコアは104とそれほど良くないのですが、社会人になってからでも続けたいと考えております。
ゴルフの回答例②
私の趣味はゴルフです。 自然の中で楽しめることに惹かれて、ゴルフが趣味になりました。 私の家族は全員ゴルフをするので、1カ月に1回は家族で回っています。ちなみに私が一番下手くそなので、いつかは私が一番良いスコアを取れるようになりたいと思っています。 また、ゴルフは集中力が大切で、ゴルフを始めてから集中力が向上しました。 社会人になってからでも家族でラウンドを周り、集中力をどんどん向上させたいです。
ゴルフの回答例③
私の趣味はゴルフです。 ゴルフには「スコア」という分かりやすい目標を立てられるので、今はスコア90を目指して練習しています。 目標達成に向けて、1週間に1回は打ちっぱなし練習場に行き、毎日ゴルフに関する動画を拝見しています。ただ、なかなかスコアが良くならず、半年間ベストスコアを更新できていません。 私は目標を立てることの大切さは趣味であるゴルフを通じて学びました。 これからもゴルフの中で目標を立て、目標達成に対して努力を怠らない人間になりたいと考えております。
ゴルフのラウンドを回るまでの3ステップ
就活をきっかけに「ゴルフを始めようかな?」と考える方は多いと思います。そこで、未経験の状態からゴルフのラウンドを回るまでのステップをご紹介します。
3つのステップに分けてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
①クラブやウェアを購入する
ゴルフを始めるには、まずクラブやウェアを購入する必要があります。
友人や親にクラブやウェアを借りることも可能ですが、社会人になっても続けることを考えている人は初めから購入することをおすすめします。
ゴルフを始めるために必要になるものの相場は下記の通りです。
○クラブセット
:3万円~8万円
○キャディバッグ
:5,000円~1万5,000円
○ウェア(上下セット)
:5,000円~1万円
○靴
:4,000円~1万円
○帽子
:2,000円~5,000円
合計:4万6,000円~12万円
ウェアはゴルフメーカーのものを着用しなくても、無地のプロシャツとスラックスで問題ありません。また、帽子に関しても派手なものでなければ、メーカーにこだわる必要はないです。
初心者の場合は、中古のクラブセット・キャディバッグがおすすめです!
②ゴルフの練習をする
ゴルフで必要になるものを準備できれば、実戦練習です。いきなり1人で練習をしても上達するスピードが遅いので、ゴルフ経験者の友人や親に教えてもらいながら練習することをおすすめします。
周りにゴルフ経験者がいない場合は、レッスンを受けるという選択肢もあります。
レッスン1回あたりの費用は3,000円程度なので、大学生でも月に数回はレッスンを受けることができると思います。
初心者の状態でラウンドを回ることは、迷惑になるので、1カ月~2カ月ほど練習を積みかせる必要があります。
上手い方が社会人になってから良好な関係を築きやすくなります!
③ラウンドを回るときのルールを覚える
ゴルフの技術が上達してくると、ラウンドを回るときのルールを覚える必要があります。
「順番に打つだけじゃないの?」と思われるかもしれませんが、ラウンドを回ることには意外にもたくさんのルールが存在します。
ラウンドを回るときの基本的なルールは下記の通りです。
・打つときには静かにする
・OBは「ファー」と叫ぶ
・前のホールのスコア順に打つ
・前の組との距離を空ける
・グリーンで走らない など
これらのルールは最低限抑えておく必要があります。社会人になってからゴルフのルールを把握できていないと、接待のときに呼ばれなくなるので注意してください。
ラウンドを回るときの詳しいルールやマナーなどはこちらを参考にしてみてください!
まとめ
この記事では、履歴書や面接で趣味を「ゴルフ」と答えることについてお伝えしました。
ゴルフは人事が趣味としている可能性が高く、共通の話題を提供することができます。共通の話題を提供できれば、人事との距離が縮まり、人事の印象に残りやすいです。
また、ゴルフは社会人になってからでも役立つ趣味なので、就活をきっかけに始めてみることをおすすめします。
この記事でお伝えした内容を参考にし、履歴書や面接で好印象を残せるようにしてください。