選考通過率を高めるには、プロを頼ることが大切!ES添削から面接対策まで受けられる就活サービス10選!
大学4年生の後期になり、卒業できる単位は足りているものの、企業から内定をもらえておらず就職留年しようか悩まれることがあると思います。
この記事では、単位が足りている場合に就職留年すべきなのか、ということについて詳しく解説します。
単位が足りている人が就職留年する方法と卒業までに内定を獲得するポイントも併せてご紹介しているので、ぜひお役立てください。
就職留年の判断は今後の人生を大きく左右するため、NNTの方はぜひ最後までご覧ください!
単位が足りているなら就職留年はおすすめしない
単位が足りている場合でも就職留年することは可能ですが、基本的にはおすすめしないです。
就職留年では、大学に在籍したまま就活を続けることになるため、大学生として就活できます。
一見、魅力的な選択肢に見えるかもしれませんが、就職留年することで周りよりも1年の遅れを取ることになります。
24卒で就職留年すると、2025年4月に入社します。
また、単位が足りているなら卒業ギリギリまで就活を続けることがおすすめです。
大学4年生の卒業ギリギリまで内定をもらうことが可能なので、最後まで諦めずに内定を目指すようにしてください。
単位が足りていない場合は、就職留年することも1つの選択肢です。
就職留年をおすすめしない4つの理由
単位が足りている場合に就職留年をおすすめしないことには、大きく4つの理由が挙げられます。
就職留年をおすすめしない4つの理由をそれぞれ詳しくご紹介します。
①1年分の学費がかかる
単位が足りている場合に就職留年をおすすめしない最大の理由は、無駄な学費が1年分も追加でかかることです。
単位が足りていることから授業料の支払いを求められなくても、私立大学の場合は1年間で10~50万円は必要になります。
卒業できる単位が取得できているのであれば、無駄な学費は支払わずに卒業ギリギリまで内定を目指して就活すべきです。
卒業ギリギリの大学生を狙って採用活動している企業もあるため、卒業間近でも内定はもらえます。
学費以外にも1年間大学生として生活するお金が必要です。
②就活で説明を求められる
単位が足りている場合の就職留年であっても、就活で説明を求められることが多いです。
就職留年したことは企業にバレてしまい、「なぜ、就職留年したのか」ということを聞かれます。
その質問に対して採用担当者が納得できる回答ができなければ、採用は見送られます。
「内定がもらえなかった」という回答で納得する採用担当者はいないです。
つまり「なぜ、就職留年することになったのか」「それからどう就活と向き合っているのか」など徹底的に説明しなければいけません。
単位が足りていたことを伝えてもプラス材料にはならず、就職留年して就活しても内定を獲得することは難しいです。
③留年した人を拒む企業は多い
単位が足りている状態で就職留年しても「留年」したことには変わりなく、留年した人を拒む企業は多いです。
企業によっては留年した人を書類選考で落とすように決めていて、なかなか内定を獲得することができません。
また、留年した人を拒む企業の多い「金融業界・インフラ業界・コンサル」などにおいては、就職留年することで内定獲得することは難しいです。
就職留年することで「もう一度、就活にチャレンジできる」と考える方が多いのですが、実際は内定を目指せる業界・企業が少なくなっています。
企業には「採用の自由」という法律が決められているため、留年した人を書類選考で落とすのは問題のないことです。
④取得した単位がもったいない
単位が足りている場合の就職留年をおすすめしない最後の理由が、取得した単位がもったいないことです。
大学を4年間で卒業するために多くの時間と労力をかけて単位を取得したにも関わらず、就職留年してしまうのは非常にもったいないことです。
また、単位が足りている状態で就職留年すると、約1年間無駄な時間を過ごすことになります。
1年間を就活に充てるため、全てが無駄な時間ではありませんが、本来就職できていたことを考えると無駄に感じると思います。
卒業できる単位を取得できているのであれば、頑張って卒業までに内定を目指してください。
単位の足りている人が就職留年する方法
単位が足りているのであれば、その時点で卒業が確定してしまい、単位不足で留年することができません。
単位が足りている場合に就職留年したい方は、単位不足以外で留年する必要があります。ここでは、単位が足りている人が就職留年する方法をご紹介します。
卒業延期制度を利用する
単位が足りている状態で就職留年するために用いる方法が、卒業延期制度を利用することです。
卒業延期制度とは、内定をもらえなかった学生に対して、もう一度大学生として就活できるように留年を認める制度です。
年々、卒業延期制度を導入する大学が増えていて、就活以外にも国家資格の勉学でも利用されることの多い制度になります。
大学に在籍できるだけの制度ですが、大学が定める学費の支払いが必要です。
各大学によって卒業延期制度の有無や、支払う学費が異なるので、まずは大学側に確認してみてください。
卒論を出す前に休学する
単位が足りている場合でも卒業論文を提出しなければ卒業が確定しないため、卒論を出す前に休学することで就職留年できます。
休学制度はほとんどの大学に設けられていて、「休学届を提出→休学許可が出る→休学」という流れが一般的です。
ただし、就活のために休学することを認めていない大学もあるので、休学期間の学費も含めて確認するようにしてください。
5年目を休学扱いにする
単位が足りている人が就職留年する方法としては、5年目を休学扱いにすることです。
この制度を認めている大学は少ないのですが、「4年間で単位を取得して、5年目で論文を提出する」という仕組みの制度になります。
基本的には「単位が足りている=卒業」「単位が足りていない=留年」という流れになるのですが、休学中でも卒業論文の受付をしている大学に限り、5年目を休学扱いにできます。
また、この方法で就職留年したい場合は、ゼミの先生に相談してみることがおすすめです。
どうしても就職留年したい方には、卒業延期制度の利用がおすすめです!
卒業までに内定を獲得するポイント
単位が足りている場合は就職留年せずに、卒業までに内定を獲得することを目指すべきです。
ここからは、24卒が卒業までに内定を獲得するポイントをいくつかご紹介します。
今まで通りの就活では内定は獲得できない可能性が高いので、以下のポイントを抑えるようにしてください。
今までNNTだった理由を明確にする
まずは、今までNNTだった理由を明確にすることが大切です。
例えば、「応募する企業ごとにESを作成していなかった」という理由が見つかれば、ESに力を入れるだけで内定率はグンと高くなります。
また、就活終盤に内定を目指していることは、企業側としても気になる点です。
面接の中で聞かれるケースも多いので、NNTだった理由を明確にして、改善点も添えて伝えられるようにすることが内定につながります。
今までNNTだったことには、必ず何か理由があると思うので、その理由を自身で明確にするようにしてください。
NNTだった理由は1つに限らないので、思い当たる理由は全て洗い出すことが大切です。
内定先に求める条件を3つだけ決める
24卒に関しては卒業まで時間がないため、内定先に求める条件を3つだけ決めて、内定獲得を目指すことが抑えておきたいポイントです。
内定先に求める条件が多くなってしまうと、その条件を満たしている企業を探すことに時間がかかります。
その結果、応募できる企業数が少なくなり、24卒として卒業までに内定を獲得することが難しいです。
内定先に求める3つの条件としては「業界・職種・勤務地」をおすすめします。
残業時間や職場の雰囲気なども気になると思いますが、まずは応募をして内定を獲得することを優先すべきです。
内定獲得後に時間をかけて承諾するのか考えることができます!
面接レベルを向上させる
就活終盤になると24卒を求めている企業側にも焦りが出てきて、書類選考は通過しやすくなるため、面接レベルを向上させるようにしてください。
面接レベルだけでも向上させていれば、卒業までに内定をもらえる可能性が高くなります。
面接レベルを向上させるうえで重要なのは、以下の項目です。
ガクチカや志望動機は事前に回答を準備できるので、即興性の高いコミュニケーション能力や表情の使い方などが上手になると、自然と面接レベルが向上しています。
就活エージェントでサポートしてもらう
24卒として卒業までに内定を獲得するポイントとして、就活エージェントでサポートしてもらうことが挙げられます。
就活エージェントとは、就活生一人ひとりに担当アドバイザーが付き、就活全般のサポートをしてくれるサービスです。
ES添削から面接対策、選考フィードバック、企業紹介までサポートしてもらうことができ、NNTの24卒でも内定を獲得しやすくなります。
また、就活エージェントでしか求人情報を出していない企業も多いです。そのような企業は特別な選考フローで応募でき、短期間での内定を目指すことができます。
日本の法律により、就活エージェントは完全無料で利用できるので、積極的にサポートを受けることをおすすめします。
NNTの24卒におすすめの就活エージェントはこちらの記事でまとめてご紹介しています。
企業から直接オファーを受ける
24卒として卒業までに内定を獲得するには、企業から直接オファーを受けることが大切です。
逆求人型サイトに登録することで、企業の採用担当者から直接オファーを受けられます。
逆求人型サイトでは、今までの学歴や選考状況、ガクチカ、写真などをプロフィールに登録するだけで、その情報を見た採用担当者からオファーが届くため、効率よく就活を進められます。
また、選考免除の案内や採用意欲の高い企業からオファーが届くことから、短期間でも内定を獲得することが可能です。
1社でも多くの企業と出会うためにも、逆求人型サイトに登録することをおすすめします。
NNTの24卒におすすめの逆求人型サイト3選
NNTの24卒は逆求人型サイトに登録して、企業側からアプローチを受けることをおすすめします。
今まで視野に入れていなかった業界からアプローチを受けられたり、いきなり面接選考に進めるオファーが受けられるので、卒業まで時間のない24卒は登録だけでもしておくべきです。
また、就活生側でオファーへの反応を決められるので、興味のない企業には応募する必要はありません。
NNTの24卒におすすめの逆求人型サイトを3つご紹介します。
多くの企業からオファーを受けるためにも、複数の逆求人型サイトに登録することをおすすめします!
【本気度の高い企業にのみ反応できる】キミスカ
キミスカは、オファーの種類から企業の本気度を確認することができるため、自分を採用したいと強く考えている企業にのみ反応できます。
本気度の高い企業であればあるほど選考を通過しやすく、NNTの24卒でも内定をもらえる可能性が高いです。
キミスカのオファーは「ゴールド・シルバー・ノーマル」の3種類に分けられていて、ゴールド・シルバーには反応すべきです。
また、キミスカでは今までの選考実績をアピールできます。3次面接・最終面接まで進んだ経験のある方は、キミスカに登録することがおすすめです。
対応地域 | 全国 |
平均オファー数 | 7社 |
利用企業数 | 6,500社(累計) |
運営会社 | 株式会社グルーアップ |
公式サイト | キミスカ |
【価値観マッチングで内定率が高い】キャリアチケットスカウト
キャリアチケットスカウトは、自分と価値観の合った企業からオファーを受けられることから、内定率が高い逆求人型サイトになっています。
登録時に聞かれる5つの質問に答えるだけでキャリアに対する価値観が診断されて、その内容を確認した企業からオファーを受けられます。
また、キャリアチケットスカウトにはオファー機能以外にも、就活で役立つ機能が充実しています。
自己分析機能・他己分析機能、ガクチカ作成機能など、7つの機能が用意されていて、オファーを受けること以外にも有効活用できるサービスです。
もちろん、すべての機能を無料で利用できます。
対応地域 | 全国 |
平均オファー受信率 | 99.5% |
利用企業数 | 約2,000社 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公式サイト | キャリアチケットスカウト |
就職留年に関するQ&A
最後に、就職留年に関するよくある質問をQ&A形式でまとめてご紹介します。
単位が足りている人は留年できる?
単位が足りている人は、原則として留年できません。多くの大学で卒業所要単位を取得できれば自動的に卒業となり、希望しても留年できないようになっています。
しかし、卒業延期制度を利用したり、休学制度を利用すれば、就職留年することが可能です。
どうしても24卒として内定を獲得できなかった人は、これらの方法で就職留年してください。
就職留年すると新卒扱いになる?
就職留年すると大学に在籍できるため、新卒として就活することが可能です。24卒が就職留年した場合は25卒として就活を行い、2025年4月に新卒入社します。
ただし、就活を行ううえで留年していることは企業にバレます。
留年していることを隠すことは難しいので、その理由と改善点を伝えられるように準備しておくようにしてください。
就職浪人は就活で不利になる?
就職留年以外の選択肢として「就職浪人」が挙げられるのですが、就職浪人が就活で不利になりやすいです。
大学に在籍していないことから採用を見送られることがあり、書類選考で落とすように決めている企業もあります。
就職浪人でも卒業から3年間は新卒として就活を行えますが、基本的にはおすすめしないです。
24卒はいつまで内定をもらえる?
24卒としては、卒業ギリギリまで内定をもらうことができます。23卒に関しては大学4年生の10月から卒業までの期間で、約2万人が内定を獲得しています。
最後まで24卒を求めている企業は存在するため、卒業ギリギリまで内定を目指すことができます。
単位が足りているなら内定を目指すべき|まとめ
この記事では、単位が足りている場合に就職留年すべきか、ということをお伝えしました。
単位が足りている場合に就職留年することはおすすめしないです。追加で学費がかかりますし、就活で説明しなければいけません。
企業によっては留年した人を採用していないため、基本的に24卒として卒業ギリギリまで内定を目指すべきです。
もし、どうしても24卒として内定を獲得することが難しい場合は、卒業延期制度の利用を検討してみてください。
内定がもらえていない24卒の方は、就職留年を決断するのではなく、卒業ギリギリまで内定を目指すようにしてください。
就活エージェント・逆求人型サイトを積極的に利用すれば、短期間でも内定を獲得できます!