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大学は1年から2年、2年から3年へ進級するタイミングで一定以上の単位を取得できていなければ、留年することになります。
留年しても1年分の学費を支払うことで卒業は目指せるのですが「就職が厳しいって本当?」と気になる方が多いのではないでしょうか。
この記事では、留年すると就職は厳しいのか、留年した人のリアルな就活事情について詳しく解説します。
留年した人が内定を獲得するためのポイントもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
大学3年に進級するタイミングで留年したんだよね。
今回は留年した人の就職事情だけを紹介しているから、ぜひ最後まで参考にしてみて!
留年すると就職が厳しい?
留年した人は就職事情について気になると思います。基本的に留年は何か原因があり、大学が定める単位を取得できなかった人が対象となるため、就職は厳しいと言われることが多いです。
留年した理由や留年数によってはあまり影響しませんが、単純に単位を取得できなかった場合はマイナスからのスタートになります。
病気や事故、留学、インターン経験などが理由の場合はそれほど就活に影響しません。
特に、偏差値の低い大学で留年した場合は、周りの就活生よりも優れている能力・経験がなければ、就職が厳しいです。
留年した人は「なんとかなる」と考えるのではなく、就活に向けて何か行動するようにしてください。
留年がバレないことはない
留年した人は「就職するときに留年はバレる?」と気になると思いますが、高確率でバレます。就活で提出を求められる履歴書には、大学入学年月と卒業予定年月を記入しなければいけません。
その期間から留年したことがバレます。仮に2010年4月に入学した場合、2014年の3月に卒業しますが、留年した場合は1年長く2015年の3月に卒業となります。
採用担当者はこの期間をしっかりと確認しているため、就活においては高確率で留年がバレます。
就活で留年したことを隠すことは難しい?
学歴を偽ることは罪に問われるから、留年したことは素直に伝えるべきだね。
留年した人のリアルな就活の現状
大学を留年した人が直面するリアルな就活事情を大きく4つご紹介します。全ての方が直面するわけではありませんが、少なからず留年した人は直面する可能性があります。
就職が厳しいと言われる現状を打破するためにも、リアルな就活事情を参考にしてみてください。
①ESが通らない
留年した人が直面しやすいリアルな現状が、ESが通らないことです。ESとは、エントリーシートの略語で「ESが通らない=書類選考を通過できない」ということになります。
就活では、書類選考を通過してから面接選考に進むため、ESが通らないと就職することが厳しいです。
企業としては「自社に有益な人材を採用したい」と考えるため、履歴書から留年を確認できると、それだけで不採用にしていると考えられます。
企業には、採用の自由という法律が定められているため、留年者のESを通さないことは法律上、問題のないことです。
②大手への就職が難しい
大学を留年すると、大手への就職が難しくなります。基本的に大手企業は多くの応募が集まるため、好みの学生を選び放題となり、留年していない学生を採用します。
もちろん留年していても、周りよりも優れた能力や経験がある場合は大手へ就職できますが、同じような評価だった場合においては留年していない学生を選ぶと思います。
留年することで大手へ就職できないわけではありませんが、難易度はかなり高くなります。
基本的に就活生から人気のある企業への就職は難しいです。
③業界によっては相手にされない
業界によっては学生生活の内容を重視することがあります。それらの業界は留年した人を相手にしない傾向があり、書類選考を通過できても面接選考で落とされます。
学生生活の内容や学歴を重視する業界は以下の通りです。
特に、金融業界は留年した人を拒む傾向があり、メガバンクや大手証券会社への就職は厳しいです。
一方で、スキルや能力を重視するIT業界やベンチャー企業は留年していても就職を目指せます。
④面接で留年について聞かれる
留年した人が直面する最後の現状が、面接で留年について聞かれることです。
履歴書を提出した時点で留年したことはバレているため、面接では「なぜ、留年したのか」「留年して成長したことはあるのか」など、とにかく聞かれます。
企業にとって「留年」というのは、採用するうえでの懸念点となります。
企業の懸念点を払拭できなければ、内定をもらうことはできないため、留年について聞かれたことを想定した面接対策が重要です。
他の学生は対策する必要のないことなので、この点からも留年した人の就職は厳しいと言われます。
面接で留年について聞かれたら、どうすれば良いんだろう。
今から留年について聞かれた時の対策を伝えるね!
就活で留年について聞かれた時の対策
就活の面接では、留年について高確率で質問されます。その回答によって採用担当者からの印象が変わり、好印象を与えることができれば内定はグンと近づきます。
ここでは、留年について聞かれたときの対策をご紹介します。
留年した理由を素直に伝える
企業が留年した人に聞きたいことが「なぜ、留年したのか」ということです。この質問は高確率で聞かれるため、事前に回答を準備しておくことが対策の1つになります。
留年した理由によって印象は変わりますが、本当の理由を素直に伝えることが大切です。
仮にウソをついて後に発覚した場合、内定取り消しになるケースが考えられるので、本当のことを伝えるようにしてください。また、言い訳するのではなく、簡潔にまとめることがポイントです。
結論から話し始めると、簡潔にまとめやすくなります!
ネガティブな内容をアピールしない
「留年」ということはポジティブなことではなく、ネガティブなことです。
病気や事故、家庭環境などが理由であっても留年はネガティブな要素ですが、就活の面接でネガティブな内容はアピールすべきではありません。
留年した過去を変えることはできないので、前向きに捉えて過ごした日々を中心に話すと、自ずとポジティブな内容になります。
伝え方によっては「何事でもポジティブに捉えられる人」と判断してもらうことができ、留年をプラスに変えられます。
留年後の成長・努力を明確に伝える
留年について聞かれたときの最後の対策が、成長・努力したことを明確に伝えることです。
企業としては採用時点で人柄や能力のある学生を採用するため、留年していても成長・努力できていれば、内定をもらうことができます。
留年後の成長・努力を明確に伝えることは、ポジティブな内容にも繋がります。
また、留年してから成長・努力したことを明確に伝えることができれば、かえって好印象を与えられます。
就活までに何か1つでも留年をきっかけに成長・努力したことを考えるようにしてください。
自己PRやガクチカとして留年のことを話しても良い?
留年したことはバレているから、それも1つの方法だね!
留年した人が抑えておきたい就活ポイント
留年するとESが通らなかったり、大手企業への就職が難しくなったりします。そのため留年した人は周りの就活生よりも就活に時間を割き、対策することが大切です。
留年してもスムーズに内定を獲得するために抑えておきたいポイントをいくつかご紹介します。
周りよりも早く就活を始める
最近は、大学3年生の秋ごろから採用活動を始める企業が増えています。本格的に始まるのは大学3年の3月と言われていますが、留年している人は周りよりも早く始めることが大切です。
冬ごろから就活を始める方が増えるので、留年した人は夏~秋には始めることをおすすめします。
夏ごろから「サマーインターン」が始まり、秋ごろにはインターン参加者だけの選考などが実施されます。
就活に前向きなことをアピールして内定を獲得するためにも抑えておきたいポイントです。
長期インターンで経験を積む
留年というマイナス評価を覆すには、魅力的かつ差別化できる経験を積む必要があります。そのため長期インターンで経験を積むことが抑えておきたいポイントの1つです。
長期インターンとは3カ月以上の期間、お金をもらいながら経験を積むインターンです。
長期インターンの参加率は3~5%となり、参加経験があるだけで周りと差別化できます。また、その会社の一員として働くため、採用担当者にとっても魅力的に感じる経験です。
就職を希望している業界・会社がある方は、その業界・会社で活かせる経験を積める長期インターンを選ぶようにしてください。
長期インターンで働いていた企業からそのまま採用されるケースも少なくありません!
面接レベルを向上させる
就活において内定を獲得するには、面接選考で高評価を得る必要があります。就活では面接選考が平均3~4回実施されるため、面接レベルが高くなければ内定は難しいです。
特に、留年した人は他の人よりも高評価を得る必要があり、面接レベルを向上させることが大切なポイントです。面接の中でも大切なことが、コミュニケーションスキルになります。
質問に対する回答や物事の伝え方、話し方まで徹底することができれば、留年の有無は関係なく内定を獲得できます。
面接のコミュニケーションスキルは何度も練習することで身に付くため、とにかく経験することがおすすめです。
就職後に役立つ資格を取得する
留年した人が就活で評価してもらう方法として、就職後に役立つ資格の取得が挙げられます。
資格を取得することで、身に付いている知識・スキルが明確となり、就職後の活躍がイメージしやすくなります。
上記でお伝えした通り、採用時点での人柄やスキルが重視されるため、留年していても資格を取得していれば、高く評価してもらうことが可能です。
留年した人におすすめの資格は以下の通りです。
これらの資格を1つでも取得していれば、留年を経験し成長・努力したことも伝えられます。
就職したい業界・職種が決まっている場合は、その仕事で活かすことのできる資格を選ぶようにしてください。
就活エージェントを活用する
留年した人が抑えておきたい最後のポイントが、就活エージェントを活用することです。
就活エージェントとは、履歴書の添削や面接対策、企業紹介などのサポートを提供しているサービスで、大学生は完全無料で利用できます。
一人ひとりに専任のアドバイザーが付く就活エージェントが多く、留年をプラスの印象に変える相談なども可能です。
また、就活のプロが履歴書・ESを添削してくれるため、質の高い内容を作り上げることができ、留年していてもESが通りやすくなります。
もちろん、留年について聞かれた時の対策もサポートしてくれるため、就活エージェントは積極的に活用すべきです。
どの就活エージェントがおすすめ?
今から総合的なサポートに長けているおすすめの就活エージェントを紹介するね!
留年した人が知っておきたいQ&A
最後に、留年した人が知っておきたいQ&Aをまとめてご紹介します。留年した人の就活事情に関するQ&Aをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
留年したことを隠すことはできますか?
企業に留年したことを隠すことはできません。履歴書には学歴を書くようになっていて、入学年月と卒業予定年月から留年の有無がバレてしまいます。
ただし、採用担当者によっては些細な部分まで確認しておらず、留年していることに気付かないことがあります。その場合に、自ら留年したことを伝える必要はないです。
留年しても新卒扱いを受けられますか?
1年留年すると大学に5年間、2年留年すると6年間通いますが、就活では新卒扱いを受けられます。
留年していても大学は卒業していないため、新卒扱いを受けられないことはありません。どの企業でも新卒扱いを受けられるので、その点は安心してください。
留年した人の就活時期はいつですか?
留年した人もしていない人も就活時期は同じです。夏からインターンや説明会が始まり、冬から本格的に選考がスタートします。
ただし、留年した人は周りよりも早く就活を始めることが大切なので、遅くても秋ごろには就活を始めるようにしてください。
内定後に留年が決まるとどうなりますか?
内定後に留年することが決まると、高確率で内定が取り消されます。企業側としては4月からの入社を想定して採用しているため、半年間の留年でも内定が取り消されることが多いです。
内定後に留年が決まり、内定が取り消された場合はもう一度就活することになります。
留年しても対策すれば就職できる|まとめ
この記事では、留年した人の就職事情と抑えておきたい就活ポイントについてお伝えしました。
留年すると就職が厳しいと言われることが多く、ESが通らなかったり、大手企業への就職が難しくなるのが留年した人のリアルな現状です。
しかし、しっかりと就活に向けて行動して対策すれば、希望する企業からの内定を目指せます。留年したことが企業にバレない可能性は低いので、プラスの印象に変えられるように対策することが大切です。
この記事でお伝えした内容を参考に、スムーズな内定を目指してみてください。
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