社会人はビジネスマナーとして腕時計を着ける必要があり、ほとんどの社会人が腕時計を着けています。特に、外出することの多い営業マンなどは腕時計で時間を確認するケースが多いです。
その中で「社会人でApple Watchを着けても大丈夫なの?」「Apple Watchはビジネスマナーに反さない?」などと悩まれることがあるのではないでしょうか。
この記事では、社会人はApple Watchを着けても良いのか、ということについて詳しく解説します。
社会人がApple Watchを着けるメリットや、おすすめのモデル・バンドなどもご紹介しているので、新社会人へのプレゼントを考えている方もぜひ最後までご覧ください!
社会人の腕時計に「Apple Watch」は問題ない?
社会人の腕時計にApple Watchは問題ありません。
「Apple Watchはビジネスマナーに反さない?」と思われるかもしれませんが、Apple WatchはApple社から「腕時計」の一種として発売されているため、ビジネスシーンで着けても問題ありません。
社会人が腕時計を着けることがマナーとされているのは、「いつでも時間を確認できるようにする」ということが理由です。
また、Apple Watchを含む「スマートウォッチ」の利用者数は年々増加しています。
MMD研究所が「2021年スマートウォッチに関する利用実態調査」を実施したところ、スマートウォッチの保有率は38%で、そのうちApple Watchは46%という結果になりました。
この調査から分かるように、スマートウォッチを利用している方は多く、ビジネスシーンで着けていても問題視されないと考えられます
年々、Apple Watchを含むスマートウォッチの利用率は高くなっているので、ビジネスシーンで利用する方も増えると推測されています!
社会人の腕時計にApple Watchがおすすめの理由
Apple Watchはビジネスマナーに反さないため、社会人の腕時計におすすめです。一般的な腕時計と比較して、Apple Watchはビジネスシーンで活躍することが多いです。
社会人の腕時計にApple Watchをおすすめする理由をいくつかご紹介します。
Apple Watchならではの魅力を中心にご紹介するので、腕時計に悩んでいる方は下記の理由を参考にしてみてください!
マスクを着けながらでもiPhoneを解除できる
iPhoneを利用しているほとんどの方が、「顔認証タイプ」のiPhoneモデルだと思います。
顔でロックを解除できるため、とても便利な機能なのですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出先では常にマスクを着けています。
マスクを着けていることで、iPhoneの顔認証を使えずにパスコードを入力してロック解除している方が多いと思います。
しかし、Apple WatchはiPhoneと連携されることができるので、腕に着けておくだけでいつどこでもスムーズにiPhoneのロックを解除できます。
iPhoneを使うためにわざわざマスクを外す必要もないですし、パスコードを入力する必要もありません。
社会人はスムーズにiPhoneのロックを解除する必要があるため、腕時計にはApple Watchがおすすめです!
「Suica」を搭載できる
ほとんどの社会人が電車やバスなどの交通機関を利用して出勤・移動・退勤していると思います。
交通機関を利用するときは「交通系電子マネー」で決算するケースが多いですが、Apple Watchには交通系電子マネーである「Suica」を搭載できます。
Suica以外にも、「PASMO・PiTaPa・ICOCA」なども搭載できます。
時間がギリギリのときでも、Apple WatchにSuicaを搭載しておくことで、電車やバスに乗れる可能性が高くなります。
社会人は交通機関を利用するケースが多いので、Suicaを搭載できるApple Watchがおすすめです。
Apple WatchをSuicaを搭載することで、スムーズに改札を通過できます!
スマートに決済できる
Apple Watchは「Suica」だけではなく、さまざまな電子マネーを搭載することが可能です。Apple Watchに搭載可能な電子マネーは下記の通りです。
・WAON
・QUICPay
・nanaco
・ID など
これらの電子マネーをApple Watchに搭載されることで、スマートに決済することが可能です。
「iPhoneにも搭載できる」と思われるかもしれませんが、Apple Watchには「ロックを解除する」という工程がないので、よりスマートに決済できます。
社会人は時間に余裕がないことが多いため、スマートに決済できることは大きなメリットになります。
Apple Watchから会話が広がる
社会人でApple Watchを着けている割合は増えていますが、まだスマートウォッチ以外の腕時計を着けている社会人が多いです。
そのため、取引先や営業先でApple Watchを着けている社会人がいると、Apple Watchという共通点から会話が広がる可能性があります。
もし、営業先の方とApple Watchから会話が広がり、信頼を獲得できれば、社会人としては最高です。
共通点を作ることは信頼を築く大切なことです!
デザインの変更が自由
Apple Watchのようなスマートウォッチ以外の腕時計では、購入してからデザインの変更はできません。
しかし、Apple Watchは購入してから、何度でもデザインを変更できます。Apple Watchで変更できるデザインは下記の通りです。
・時計の表示画面
・Apple Watchバンド
・本体カバー
これらを自由自在に変更できるため、腕時計のデザインに「飽きる」ということがありません。
特に、社会人経験の浅い方は、何本も腕時計を購入することは難しいと思うので、簡単にデザインを変更できることはApple Watchならではの魅力です。
1つの腕時計で仕事用とプライベート用のデザインを変更することも可能です!
社会人がApple Watchを着けるときに抑えておきたいポイント
社会人の腕時計にはApple Watchがおすすめですが、いくつか抑えておきたいポイントがあります。
Apple Watchを着けていることがマイナスなイメージにつながらないように、下記のポイントを抑えるようにしてください。
派手なApple Watchバンドを着けない
社会人でApple Watchを着けるときは、派手なバンドを着けないようにしてください。
Apple Watchのバンドにはオレンジや黄色など派手なカラーが発売されていますが、それらはビジネスシーンに適しているとは考えにくいです。
社会人には「黒・紺・グレー」などのバンドカラーが最適です。
ただし、会社の服装が「オフィスカジュアル」と定められている場合は、少し明るいカラーのバンドでも問題ないです。
社外の方と関わることのある職種は、暗めのカラーがおすすめです!
充電することを忘れない
Apple Watchは腕時計の一種ですが、電子機器の1つになるため、バッテリー持続時間が決められています。
Apple Watchのモデルによって持続時間は異なりますが、ビジネスシーンで着ける場合は充電が切れないように注意してください。
もし、ビジネスシーンで充電が切れてしまうと、本来の目的であった「時間を確認する」ということができなくなります。
また、Suicaなどの電子マネー決済もできなくなるので、バッテリーが100%の状態で家を出るようにしてください。
充電100%の状態で家を出ると、外出中に電源が切れることは考えにくいです!
Siriの誤操作に気をつける
Apple Watchには、音声認識でさまざまな機能を起動してくれる「Siri」が搭載されています。Siriはとても便利な機能なのですが、社会人はSiriの誤作動に注意してください。
Apple Watchに向かって話していなくても、Siriは起動してしまうことが多々あります。
ビジネスシーンでの誤作動は避ける必要があるので、Apple Watchの設定から「消音モードで制御」に変更してください。
「消音モードで制御」に設定しておくと、Siriが誤作動を起こすことはないです。
Apple WatchのSiriの誤作動を防ぐ方法はこちらの記事を参考にしてみてください!
社会人におすすめのApple Watchのモデルとは?
2022年6月現在、公式サイトより発売されているApple Watchのモデルは3種類あります。
・Apple Watch Series 7
・Apple Watch Series 3
・Apple Watch SE
モデルによって搭載されている機能や大きさ、値段に違いがありますが、基本的にどのモデルでも社会人におすすめできます。
「このモデルは社会人に向いていない」というはないので、機能や大きさ、値段から購入するモデルを決めることをおすすめします。
各モデルの大きさや特徴などを詳しくご紹介するので、下記から参考にしてみてください!
Apple Watch Series 3
Apple Watch Series 3は、機能面よりも料金を重要視したい方におすすめのモデルです!
販売価格 | 22,800円(税込) |
ストレージ | 8GB |
サイズ | 38mm・42mm |
バッテリー時間 | 最大18時間 |
フル充電時間 | 約2時間 |
カラー | 2色展開(シルバー・スペースグレー) |
健康管理機能 | △ |
発売日 | 2017年 9月22日 |
引用元:https://amzn.to/3uwPFkW
Series 3は、最新モデル「Series 7」の4世代前ということでスペック的には劣る部分が多いのですが、Apple Watchの基本的な機能が備わっています。
上記でお伝えした電子マネーを搭載することも可能なので、「とりあえずアップルウォッチを着けてみたい」という方におすすめのモデルです。
Apple Watch Series 3は2万円台で購入できる唯一のモデルです!
Apple Watch Series 7
Apple Watch Series 7は、機能面を重要視したい方におすすめのモデルです。
販売価格 | 52,800円(税込) |
ストレージ | 32GB |
サイズ | 41mm・45mm |
バッテリー時間 | 最大18時間 |
フル充電時間 | 約1時間15分 |
カラー | 8色展開(ブルー・ミッドナイト等) |
健康管理機能 | ◎ |
発売日 | 2021年 10月15日 |
引用元:https://amzn.to/3LjXRuK
Apple Watch series 7は、現在販売されているApple Watch中で最新モデルになります。Apple Watchの中で最大サイズの45mmが展開されていて、ディスプレイが大きいです。
今までのモデルと比較して、充電時間の速さや耐久性が大幅に改善されている特徴もあります。
また、機能面でも長けていて、「ディスプレイの常時表示・血中酸素ウェルネスセンサー」などの機能はApple Watch 7にしか搭載されていません。
ディスプレイの大きさや最新モデルを希望する方には、Apple Watch series 7がおすすめです!
Apple Watch SE
Apple Watch SEは、「高機能でありながら安く購入したい」というコスパ重視の人におすすめのモデルです。
販売価格 | 36,800円(税込) |
ストレージ | 32GB |
サイズ | 40mm・44mm |
バッテリー時間 | 最大18時間 |
フル充電時間 | 約2時間30分 |
カラー | 3色展開(シルバー・ゴールド等) |
健康管理機能 | ○ |
発売日 | 2020年 9月18日 |
引用元:https://amzn.to/3owFoSi
Apple Watch SEは、Apple Watch 7よりも1万6,000円安いモデルですが、ビジネスシーンで使う分には十分すぎる機能が搭載されています。
万が一のときに助けてくれる「転倒検出」が搭載されていて、Apple Watch 3よりもディスプレイが大きくなっています。
また、コンパスを搭載されているため、Apple WatchでGoogleマップを見ることが可能です。Apple Watch SEは値段以上の価値があると言われていて、コスパが良いモデルになります。
ビジネスシーンで利用する社会人には、コスパ最強のApple Watch SEがおすすめです!
社会人におすすめのApple Watchバンド3選!
Apple WatchのバンドはAppleから発売されていますが、正規品にこだわる必要はないです。
非正規のApple Watchバンドでも、問題なく着けることができ、電子機器ではないため「使えない」という状況に陥ることが考えにくいです。
また、非正規のApple Watchバンドの方が安いため、数種類のバンドを購入することが可能です。
社会人におすすめのApple Watchバンドを3つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
革素材のApple Watchバンド
出典:https://amzn.to/2RR7dXZ
1つ目のおすすめバンドが、革素材のものです。「Apple Watchに革素材?」と思われるかもしれませんが、革素材のバンドはビジネスシーンに向いています。
また、革素材のバンドはスーツに合わせやすく、Apple Watchだけが目立つことを避けられます。
革素材のバンドは値段が高くなるイメージがあるかと思いますが、Apple Watchのバンドだけであれば、2,000円程度で購入できます
ビジネスシーン以外でも使いたい人には、革素材のApple Watchバンドがおすすめです!
ステンレス素材のApple Watchバンド
出典:https://amzn.to/3uQWPhe
Apple Watchということに気付かれたくない人は、ステンレス素材のバンドがおすすめです。
ステンレスは、一般的な腕時計の素材になるので、Apple Watchということが周りにバレにくい傾向があり、クライアントなどの視線を気にする必要がなくなります。
また、革素材のバンド同様にスーツに合わせやすい特徴がありますステンレス素材のバンドは革素材より少し高くなりますが、2,500円程度で購入できます。
ステンレス素材のバンドは耐久性や防水性に長けているため、長持ちさせたい人にはステンレス素材がおすすめです!
ブレイデッドソロループのApple Watchバンド
出典:https://amzn.to/3tGFztS
最後におすすめするバンドが、ブレイデッドソロループです。ブレイデッドソロループとは、シリコン糸を織り込んだ素材で作られていて、留め具などが一切ないバンドになります。
Appleの公式サイトでは、「驚くほど快適な着け心地を追求した伸縮性のあるデザイン」と紹介されています。
ナイロン素材のバンドと似ているのですが、ブレイデッドソロループの方が高級感があり、ビジネスシーン向きのバンドです。
Appleの正規品を購入すると約1万円しますが、非正規品であれば2,500円程度で購入できます。
着け心地の良いApple Watchバンドを希望する人には、ブレイデッドソロループがおすすめです!
Apple Watchは就活生にもおすすめ
Apple Watchは社会人だけではなく、就活生にもおすすめできるスマートウォッチです。
「就活で使っても良いの?」と思われるかもしれませんが、Apple Watchは腕時計の一種なので、就活マナーに反するわけではありません。
また、この記事でお伝えした通り、Apple Watchは社会人でも有効活用できるため、就活をきっかけに購入することをおすすめします。
就活でApple Watchを着けるときはこちらの記事を参考にしてみてください!
まとめ
この記事では、社会人がApple Watchを着けることについてお伝えしました。
Apple Watchは腕時計として発売されているので、ビズネスシーンで着けても問題ありません。実際に社会人でApple Watchを着けている方は年々増えています。
また、Apple Watchは「・iPhoneとの相性が良い・Suicaを搭載できる・電子マネーを搭載できる」などビジネスシーンで活躍する腕時計です。
この記事でお伝えした内容を参考にし、Apple Watchを腕時計として使ってみてください。